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下痢

[2022.01.25]
一度も下痢をしたことのない方はいないでしょう。食あたりや胃腸炎ウイルスなど原因は多岐に渡りますが、意外なところに落とし穴があります。まずその対処の基本として、栄養を取ろうとして牛乳やヨーグルトなどの乳製品を多飲しないことがあります。原因はなんにせよ下痢しているということは腸が弱っているわけです。乳製品は腸内菌バランスを整えるなどのプラスもありますが、高蛋白・脂肪など高い栄養素は疲れた腸には負担です。症状が強いときは水・塩・砂糖がとれれば十分です。市販のスポドリやセリーが無難で、徐々にステップアップしてください。内服なども単体で服用して構いません(食前・食後などの指示は無視です)。意外な原因として逆流性食道炎などで多用されるプロトンポンプインヒビターがあります。薬剤アレルギーの一種と言われていますが、休薬しない限り下痢が続きますので、勝負は疑うか否かだけです。それと比較的若い方に多いのが、外食での鳥刺しやレバーの生・半生食からの細菌性の下痢です。これは食べたという履歴や一緒に食べた方も不調などの状況が手掛かりになります(除菌が必要です)。その他の薬剤では便通コントロールのために酸化マグネシウムを漫然と服用し、調整をしていないことがあります。この手の薬剤はおなかの調子に合わせて調整が必要です。自律神経バランスが絡むものとしては下痢型の過敏性大腸症候群があります。こういった方は自分は腸が弱いと認識していますから、通勤や仕事途中のトイレなどの対策は万全なことが多いです。それでも不測の事態もあり、とくに職業ドライバーの方は大変です。日頃の腸のコントロールのためや急な症状の時など、複数の薬剤がありますので、お役に立てると思います。最後は難病とされる慢性腸炎が隠れている可能性です。潰瘍性大腸炎やクローン病が有名ですが、間欠的な下痢や下血が長引いたりしたときは、大腸カメラなどの精査が必要です。いずれにしても疑うことから始めましょう、という話です。

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