女性の体調不良の原因の一つとして忘れてはならないのが甲状腺です。一般的には男性より女性に多い傾向があります。ガンなどの腫瘍は別ですが、甲状腺からのホルモンが多すぎたり、少なすぎたりといったバランスの乱れが体調不良を引き起こします。疲労感、体重減少、イライラ感や不眠、発汗など多彩ですが、甲状腺が腫れている・いないとは関係がないことに注意してください。腫れてないから大丈夫などと決めつけないで、貧血同様、血液検査で確認することが重要です。ホルモンバランスの乱れの程度によっては専門的な治療が必要になってきます。特に身内に甲状腺疾患をお持ちの方がいらっしゃる場合などは、体質が似てしまう傾向があります。もちろん腫れていても治療は不要な場合もありますし、先ずはご相談なさることをお勧めします。