手足のしびれ
[2025.08.15]
手足のしびれはある程度年齢がいった世代では一般的な症状です。大雑把に言って手先のしびれは首から、足先の症状は腰回りの椎体(骨)のズレから発生します。椎体の間には座布団の様な軟骨成分があるのですが、それが摩耗・縮小したり、椎体自身が傾いだりして神経が通る穴を圧迫して症状が出ます。また穴の部分だけでなく椎体の中を通っている太い神経を包んでいる膜が肥厚して神経を圧迫することもあります。状況に応じて痛みやしびれに対する内服や椎体の牽引、ブロック注射などが行われます。あまり症状が酷い場合や動かせなくなった場合などは手術が選択されることもあります。こういった症状は通常、徐々に発生して進行するものですが、突然のしびれや運動麻痺を伴う場合などは脳などの中枢神経系に異常があることがあります。即ち脳出血や脳梗塞などの脳卒中と呼ばれる状況です。この場合はしびれや麻痺ダメでなく、言葉がうまく出ない、まっすぐ歩けない、モノが二重に見えるなどの細かい症状を伴うことも稀ではありません。こういった症状が短時間でも出た場合は大きな発作の前兆と捉えて、早めに受診して頂く様、お勧めしています。
