新型コロナ自粛中のくらし
[2021.09.21]
訳の分からん変異株祭りがとりあえず終息ぎみですが、いかんせん2年近くに渡る自粛生活はご高齢の方にはマイナス面が目立ってきています。一つは過剰な閉じこもり生活があります。兎に角人に会わないのが一番と買い物以外はほとんど自宅に籠りっきりという方が珍しくありません。籠っていても足ふみマシンや固定自転車などで動いていらっしゃる方は結構なのですが、ひたすら休息しているという場合は筋力低下に伴う日常生活動作の弱体化が非常に心配です。いまどき外を散歩してコロナに感染なんてことはありませんから、散歩でも何でもいいので動いて頂くことをお勧めしています。コロナが終息した後は、寝たきりの方がぞくぞく等というのは最も避けたい現象です。もちろん人間は1人では生きられないというように、会話や思考は重要な要素です。積極的に家族と会話したり、歌ったりなどの脳活にも取り組んで欲しいと思っています。散歩でも何でもと言いましたが、これまた人がいるところでは365日マスクをつけている方も珍しくありません。マスク装着が無駄とは言いませんし、3密環境や電車・バス内などは問題ないと言えます。ところが医療関係者が付けているマスクはほとんどがディスポーザブルで、仕事の節目には捨てて、新しいものに変えてしまうのです。通常のご家庭ではこのような環境ではないでしょうし、同じ布製やウレタン製マスクを連続使用していますと、ばい菌が繁殖し逆に感染の温床になってしまうリスクが非常に高まります。まだまだマスク着用の同調圧力が高いのは致し方ないですが、自分の健康のためにもマスクは複数所有し、最低限毎日変えて頂く様お願いいたします。