新規参入ワクチンの問題点(帯状疱疹、RSウイルス)
[2026.03.03]
新規参入のワクチンとして帯状疱疹とRSウイルスワクチンがあります。前者のシングリックスでは複数の死亡例が報告されていますが、高齢だったり基礎疾患が主たる死因として取り扱われ、死亡因果関係としては特段問題にはなっていないようです。RSも成人対象の接種が始まり、重症化予防としての接種意義が喧伝されていますが、果たして成人のRS重症化例の頻度や顛末が十分に報告されているのか疑問です。こちらも帯状疱疹同様に死亡例が報告されていますが、加齢や基礎疾患が主たる原因とされています。そもそも自然死の可能性の有る高齢者や不安定な有基礎疾患者が積極的な接種対象者といえるのか疑問ですし、こういった対象者の副作用評価はそもそも難しいのではと感じます。小児のワクチン副作用評価治験で問題になっている様に、プラセボに生理食塩水を使用しない状況ではきれいな統計的評価は困難です。どうも拙速な接種干渉・対象拡大には違和感を感じますが、最終的には接種者の判断となりますのでご留意くださいませ。
