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空腹を感じよう

[2024.04.16]
飽食の時代と言われて久しいですが、巷では大食い競争やグルメ旅番組などが常に人気があるようです。しかし、現実的にはメタボ(肥満)や糖尿病、高脂血症(中性脂肪やコレステロール)、高血圧は増加傾向であり、運動管理とともに食事管理も重要な対策・要素となります。清涼飲料水やスポーツドリンク、缶コーヒーなどの糖類の過剰摂取につながる飲料については以前も注意喚起をしています。それとともに多量の夜食なども注意が必要ですが、反面食事の回数に拘る必要はないと思っています。朝から食欲盛んという方は別として、なんとなく何かお腹に入れとこう的なイメージで朝食を摂ったりするよりも、やや時間をずらして十分食欲を感じた時点で朝~昼兼用などというのもアリですし、これは夕食へのアプローチにも繋がってくるものです。すなわち現代人は食事インターバルが極端に短くなり、小腹がすいたといっては間食を摂ってしまう傾向が顕著です。ダラダラと食物が常に胃腸に流れ込んでする状況は簡単に言えばメリハリ(危機感)を胃腸が感じ取れず、いつだって栄養は流れ込んでくるものだと思い込まされているような状況と言えます(ブロイラー的環境)。就寝時間も含めてですが、なるべく胃腸を空っぽにして、「あ、なんだか栄養分が全然流れてこないぞ」というシグナルを胃腸に認識してもらった方が、胃腸の働きやこれを司る自律神経に対しては善玉的刺激になる可能性を秘めていると思います。そう言えば最近ダラダラ食べてばっかりだなあ、なんて貴方、プチ断食は大げさですが、お腹いっぱい食べないで空腹をキチンと感じていく習慣を付けてみては如何でしょうか?因みに私はTVの飽食番組は生理的に嫌いな方で、すぐにチャンネルと変えてしまうのです。食べること自体は大好きなんですが、最近は齢とともに、なんちゃってヴイーガンみたいな食生活になってきています。
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