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自己免疫力とワクチン適応の拡大

[2024.05.05]
麻疹や風疹、おたふくかぜや水ぼうそうは自然感染して抵抗力をつけるというのが昭和30年世代。その後少しずつ新ワクチンが作られ、自分の子供達世代では麻疹や風疹に加え、水ぼうそうワクチンなどが徐々に普及し始めました。それでもまだまだ任意接種が多く、接種率も高いとは言えない状況でした。しかし、その後日本脳炎、3種混合、ポリオ、インフルエンザ、Hib,肺炎球菌、そしてB型肝炎に加え新型コロナウイルスワクチンと激増傾向です。また成人においても帯状疱疹や肺炎球菌、インフルエンザに加えて、本来低出生体重児などに使用されていたRSウイルスワクチンの承認と増えてきています。公費負担も一役買って、接種を進める雰囲気は熟成されてきている様に感じます。しかしワクチンは水や空気と異なり、無害ではありません。罹患するリスクを甘受して接種しないことも、副作用リスクを受け入れて接種を進めるも自由です。そこには集団免疫などという理想とは全く異なる大原則(任意である)が存在します。今回、新型コロナワクチンの副作用として自己免疫力の低下が報告されて以来、随分自前の免疫力を大事にしようという意識が高まってきているのも事実です。ワクチンが無害でないのであれば必要なものを必要な時期に接種する選択もありますし、人間の自己免疫力を信じて接種しないのも選択肢です。成人の約8割が新型コロナワクチンを接種しており、帯状疱疹や梅毒の顕性化も自己免疫力低下が一役買っているとも言われています。成人に関しても増え続けるワクチン適応はまるでマッチポンプのようだと揶揄する方もいますし、現実を見れば否定はできないでしょう。この増え続けるワクチンにどの程度依存していくかは個人の判断、親御さんの判断となりますが、それとは別に本来持っている自己免疫力をなるべく落とさないような工夫、例えばなるべく添加斑などのケミカルは避けたり、無農薬食材を心がけたり、デトックスや安全な水の追求(浄水器)などは心がけ次第と思います。
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