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過敏性大腸とは?

[2023.11.07]
緊張したり、ストレスがかかる状況などで急な下痢を起こすことは稀ではありません。人間、そっちに行ってはいけないと思うと何故か足が向いてしまうものです。おかげで通学・通勤の途中ではどこに駅のトイレがあるのか?コンビニは?などほとんどトイレ確保のプロフェッショナルみたいな方も存在します。かく言う私も高校生のころはお腹を壊しやすく、イベントや受験などでも体調には気をつけたものです。現役さんでも早めに起きて排便をすませたり、ラッシュアワーを避けて行動したりと皆さん工夫をされています。一般的に過敏性腸は下痢という認識が強いですが、実は便秘型という方も存在します。これは文字通りの便秘であったり、排便が不規則だったり、残便感が残り満足感が得られないなどの状況です。幸いどちらのパターンにせよ、最近は内服剤が多様化し、自分のオーダーメイド的な処方が可能になっています。下痢の場合は便の水分調整をするような内服もありますし、緊急の下痢止め的なものも手に入ります。一方で便秘型の場合は便に水分を供給し柔らかくすると同時に、腸を動かしてあげたり、残便感を減らすような(快便感を増すような)ものも出ています。どちらのタイプにせよ、自分の快便とは何なのかをある程度追及することが必要で、これは他人には不可能であります。下痢をしたから下痢どめを、便秘だから下剤をということの繰り返しでは下手をすると、下痢と便秘の繰り返しみたいなサイクルにはまってしまうこともあります。ご注意くださいませ。
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