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高脂血症、悪玉コレステロールの扱い

[2026.06.02]
高脂血症、特にコレステロールのコントロールの指標として悪玉コレステロールがあります。一般的に成人病リスクのない方は160mg/dl程度、それ以外の方はリスクが増えるに従って140,120、100mg/dl以下と厳しくなるような仕組みになっています。これらの指針は確かに統計的処理に基づいて主張されており、動脈硬化進展阻止にそれなりの根拠はあるわけですが、加齢という要素が十分に考慮されていません。例えば20〜30歳代と70〜80才代を同じように扱って良いのか?という疑問が残ります。加齢ともに増加する病態として認知症が大きな問題となりますが、脳神経はコレステロールが重要な構成要素であり、必要以上にコレステロールを低下させることが認知症の発症リスクになる危険性が指摘されています。何才程度をひとつの基準にするかは要検討ですが、加齢ととにコントロール基準を甘くしていくことも必要かもしれません。特に特に成人病リスク(高血圧、糖尿病、肥満、高尿酸血症、睡眠時無呼吸など)の無い方は健康診断で異常を指摘されたからといって慌てて内服を開始せず、一度受信をして相談してみてください。
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