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C型肝炎ウイルス

[2025.04.22]
昔からA型肝炎でもないB型肝炎でもない、輸血後に発症する謎の肝炎ウイルスとして非A非B型肝炎として扱われてきたのがC型肝炎です。チンパンジーを使った感染実験もあり、ウイルス遺伝子が発見されてからは診断・治療ともに着実に進歩してきました。急性肝炎から慢性化し、肝硬変・肝癌へと進行することが問題でしたが、最近では副作用の少ない、有効な内服薬が確立され持続感染者自体の数も明らかに減少しています。また同時に医療機関での医療器材のディスポーザブル化や輸血血液の肝炎スクリーニング検査などの充実から、新たな患者の発生数も稀なものとなっています。ワクチンこそ開発されませんでしたが、ウイルス性疾患のコントロールとしては十分な成果を上げてきたと評価されていいと思います。まだ時々持続感染者が発見されて治療されることがありますが、安全性の高い・有効な治療薬の存在は大きな安心へ繋がっていると感じます。肝炎のコントロールが肝癌の発生抑制にも寄与した点でも評価されて良いのではないでしょうか。
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