IgG4関連疾患の増加
[2025.10.15]
mRNA法による新型コロナワクチン導入後、IgG4関連疾患の増加が話題になっています。そもそもIgG4とはなんぞやとなれば、2018年頃の資料をみると、免疫タンパクグループにはIgA,M,G,Eといったサブグループがあり、このなかのIgGがさらに4つ(1~4)に分かれたうちの一つです。本来の働きは過剰な免疫反応を抑制することであり、アレルギー反応の脱感作療法などの最中に増えてくるもので、臓器障害を惹起することはないものと認識されていました。しかしながら涙腺・唾液腺から始まり、肝臓、膵臓、腎臓、関節組織、甲状腺、リンパ節、血管といった全身臓器の腫大を引き起こす際にも増加してくる傾向がある様です。しかしIgG4が増えたから腫大するのか?、腫大する病状とIgG4が関連するのか?「鳥と卵」論争の様な状況にあります。幸いなことに副腎皮質ホルモン(ステロイド)が有効でありますが、本来の働き(過剰な免疫反応を抑制する)が主体のうちは良いのですが、新型コロナワクチン接種に伴い、有害な抗原(例えばがん細胞)を認識できない状況に陥るとターボ癌などの発がんのサイクルを焚きつける結果となる場合も懸念されています。これまであまりお目にかかった事のない稀な疾患・難病が当院の様な小クリニックですら発症報告が増加しています。今後も注視していく必要がありそうです。
