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RSウイルス、帯状疱疹ワクチンについて

[2024.03.02]
予防接種を促進する理由として集団免疫という発想や、医療経済的な面とか、罹患後の(特に高齢者)日常生活能力の低下防止だとか、色々言われています。どれも社会的なcost-benefitを考慮して、それぞれに意義があることは間違いないところです。しかし、新型コロナワクチンの際も述べましたが、現行のワクチンは水や空気の様なものではなく、必ず副作用は生じるものであり、中には人のQOLを大きく損なうようなものも存在する事実は利点ともに被接種者側にお伝えしなければなりません。RSウイルスワクチンは従来未熟児などに優先的に接種されており、今回一般・高齢者への適応拡大が検討されております。また、帯状疱疹ワクチンも従来水痘生ワクチンで対応してきたものに加え、新型ワクチンの導入となりました。高価であることはさておき、やはり両論併記して伝える原則が不十分な点は残っており、副作用重症例の報告などはSNSを経由して入ってくるような状況で、一般の方にはほとんど目に留まらないような扱いです。さらに成人~高齢者における新型コロナワクチンの接種率の高さを考えると、潜在的免疫能低下者に対する予防接種の経過はむしろ行政的な下支えをもって並行してやるべきことだと考えます。新型コロナの例を見ても接種と身体症状の因果関係を立証することは時に大変な労力を要します。日本の今の医療行政能力を考えると、とても副作用情報にスピーディーに対応するとは思えません。少なくとも新タイプワクチンについては情報の蓄積を待つ等、慌てず対応して頂きたいと思います。

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