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院長ブログ

胃カメラと鎮静剤使用について(2022.05.09更新)
胃カメラは歴史も古く大変多くの情報を得ることができる検査です。しかしながらその太さや硬い素材、口から入る際の咽頭部への圧迫とそれに伴う苦痛はかなりなものがあります。中にはあまりのつらさがトラウマとなって検査自体から遠ざかってしまう方もいらっしゃいます。これはなんとか避けたいところです。事実、カメラは太い方が画面(視野)も広く、見る方としては安心できますし、生検などの器具も扱いやすいなどのメリットも存在します。しかし検査自体を受けて頂かなければ全く情報はありません。これの妥協点としては経鼻(鼻から)細い内視鏡を使用する方法があります。確かに曇りやすかったり、視野が狭いなどのデメリットはありますが、のどの圧迫感は格段に楽になります。中には咽頭麻酔(局所麻酔)だけで検査ができて、終了後すぐに帰宅、あるいは就業・就学が可能で時間の無駄がありません。それでもという場合は鎮静剤を注射して神経過敏にならないようにコントロールしていくことで不快感は減らすことが可能です。検査の質を追求するよりもまず検査して頂いて情報を得ることを優先としています。もちろん「寝てたら終わったよ」なんて状況をご希望の場合は専門の施設で十分な麻酔・鎮静管理のもとにやって頂く選択肢もあります。先ずは検査を負担なく受けて頂くこと。「まあこの程度ならたまにはいいか」なんて程度で良ければお互いヨシヨシといったところでしょう。

新型コロナウイルス(ワクチン)関連症状(2022.05.09更新)
新型コロナウイルス感染後の後遺症については多岐の報告があります。味覚・臭覚障害や倦怠感、咳(息苦しさ)などは比較的多くみられますが、その程度や持続時間などは個人差が大きい様です。またこれら以外にも就業・就学に支障を来たすような個別の症状が問題になっていますが、その定義や一定の治療・対策が確立されているわけでもなく、中核病院が後遺症外来としてフォローしているのが現状です。またワクチン接種後の副反応もようやくマスコミも注意を払うようにはなりましたが、前者同様具体的な対策はないに等しい状況です。それどころか接種元の医療機関に相談しても対応してくれないと当院を受診したり、集団接種会場などの場合は主催者から近くの医療機関を受診するよう指示を出すに留まっている様子。ワクチン副反応(副作用)については以前から指摘しているように最初からその定義や診断・確認ステップがあるわけではないので、その評価は常に困難が付きまといます。また当初報告された以外の広範な副作用報告が遅ればせながら動物実験資料から明らかになっています。対処が確立されていない以上、後遺症、副反応などを疑った場合は一旦医療機関を受診して、その症状に応じたプライマリーな検査を先ずは受けておく必要があると感じます。熱があるなら細菌・ウイルス感染の兆候はないか?倦怠感が強ければ血液検査などで内臓機能や甲状腺などのホルモンバランスなど、咳や動悸・息苦しさなどの場合は肺や心機能の評価を、関節症状などはリウマチなどの除外など、ふらつきやめまいなどは脳神経や耳鼻科的評価など、先ずは除外診断でも良いので検査を受けておくことが必要と思います。

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