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ウクライナと新型コロナ

[2022.04.14]
面白いと言っては不謹慎だが、最近の話題としてウクライナ紛争と新型コロナウイルス関連の二つはとても良く似ています。ジャーナリスト、政治家、評論家、医師と広いジャンルで論評が真っ二つに割れており、二つの間には論争する共通土俵が欠けていることです。ウクライナは戦争を仕掛けたプーチンは悪人だという論評がほとんどで、ロシア政府の主張や現地のジャーナリスト、ユーチューバーの意見はほとんど(特に日本では)では無視されています。まさに善悪二元論で対立軸しか存在しない状況です。また新型コロナワクチンにしてもワクチンというものは公益性があるのだから基本的に善であり、可能な限り接種を勧めるべきという至極真っ当そうな正論(?)を述べる先生方が多く、ワクチンが本来のワクチンとしての働きが不十分で、むしろ健康被害が懸念される側面を問題視する先生方はマイナーです。接種の意義を唱える群と安全性を重要視すべきという群の間には共通論点が存在しないような状況です。ウクライナについてはロシア側からの情報がさらに開示されれば、近い将来には善悪二元論的なものではない事実が出てくるものと感じます。またワクチンについても安全性という面での情報が開示され評価されれば自ずとその意義についても結論がでるでしょう。しかしその時にはどちらサイドの意見を主張していたかについては白日の下に晒されるわけですから、それぞれの立場に置いて、それ相応の覚悟が必要になると思います。

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