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医師の良心

[2022.09.15]
TVで新型コロナワクチンに反対する医師が生理食塩水を注射して警察のお世話になったというニュースが流れました。ちょっと考えさせられる出来事です。当院では当初から実験ワクチンのリスクを懸念して、個々に注意喚起してお勧めしない立場を取りつつ、なおかつ希望の方には接種をするという立場をとりました。そうです、接種する権利があるのですから、プラセボが当たるか否かは別として、同意書に基づいて接種するという契約のもとに患者と医師の関係が築かれるわけです。電話で接種希望者一人一人に厚労省のHPを確認せよとか、医療従事者が先行接種した時点でインフルエンザワクチンよりもはるかにトラブルが多いなどを説明することは、スタッフの負担やほかの一般業務への悪影響などが大きく、大変な負担になりました。今振り返っても行政やマスコミの接種キャンペーンは異様だったと感じます。現実には時間とともに健康被害や長期的免疫低下のリスクなどの情報が入り、なおかつ同意書を持参してもその中には接種同調圧力や強制によって接種する人が混在し、区別がつかないことを理由に当院での接種はほどなく中止となり現在に至ります。近い将来、本当にワクチンの毒性が証明されてしまえば、この医師も一転大感謝されることになるのでしょうし、そうあってほしい(?)と思います。しかし、ワクチンの負の部分をアピールするために同意書に反して、偽薬を使用したり、接種証明まで作成したとすれば、ワクチン騒動の顛末にかかわらず、法的に処分されてしまうこともやむを得ない事となります。「接種を受ける権利」を尊重することも極めて大事なことだとは思いますが、内容に懸念材料が確認されれば、「接種しない権利」を行使して、あえて接種しないとした方が、誤解や混乱を避ける第1歩なのだと強く感じました。医師としての立場から、この出来事はとっても重要な出来事なんです。
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