シカゴの国際学会〜新しいおくすりのハナシ〜
[2026.05.19]
こんにちは。5月2日〜5日にかけて米国シカゴで開催された国際学会、Digestive Disease Week 2026に参加してきました。消化器疾患を対象とした学会では最も規模が大きく、今回は自身の研究発表のために参加しましたが同時に最先端の知見を勉強できるいい機会でした。
印象的だったのはCleveland ClinicのJohn J. Vargo先生の講演で、米国麻酔科医の現状とレミマゾラムという鎮静剤に関連したお話でした。実はこのレミマゾラム、日本でも2025年に内視鏡検査における鎮静剤として使用可能になったお薬です。体内での代謝スピードが早く検査が終わってから比較的短時間で患者さんは目が覚めて、家に帰ってから再び眠くなったりする恐れが少ないため既存の鎮静剤よりも患者さんの満足度が高いことが期待されています。私が所属する大学病院でも国内の他施設に先んじて通常の胃カメラ大腸カメラの検査時にレミマゾラムを使用するようになりました。私個人も大学で頻繁に使用していますが感触としては特に胃カメラの時に使うのが良さそうな印象を持っています。当院ではまだ使用していませんが、市販後調査などの動向を伺いながら今後導入も検討しています。
付記:期間中のシカゴはとても寒く体感3〜6℃でダウンが手放せませんでした。名物のシカゴピザも美味しかったですがチーズの量がとんでもなく多いので、私は1食で十分でした(汗)若い人なら毎日食べられるのかも…
企業ブースで最新の機器をチェック!
チーズたっぷりシカゴピザ
