流行り言葉の裏側
[2022.07.27]
いまや当たり前のように取り沙汰される言葉にもなんだかキナ臭いものが多い。大気中二酸化炭素増加による地球温暖化、よって脱炭素へ。もっともらしいが大気中二酸化炭素はいまや近年では最も低いレベルとなり、これ以上の低下は植物の生育に支障を来たし「砂漠化」を誘発するという。温暖化に伴い海水レベルが上昇し、東京湾近辺の水没の危機だって?1cmも上昇してないし、地球全体ではむしろ寒冷化に向かっているとのこと。脱炭素のテクノロジー開発は結構だが、かえっていろんな工程を要し、エコフレンドリーでな無いという事実。結局石油以外の新たなエネルギー戦争として電気を弄んでいるだけのようで、太陽光発電などはパネルのメンテを考慮すると費用的にも廃棄の手間的にも全くエコではないことがわかる。SDGSなんて持続可能な社会を創造というが、こういうことはお上が音頭をとるとロクなことがない。よく背広に気持ち悪いバッジをつけているが違和感満載である。個人企業のアイデアを逐一公的なものにすれば私企業や個人のパワーが行政にコントロールされかねないリスクも言われている。とにかくごく当たり前のように喧伝されている言葉や概念にはなんだか真逆の状況が潜んでいる気がしてならない。