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生後2,3か月のワクチンについて

[2024.04.15]
新型コロナウイルスワクチンの件ですっかりワクチン業界に失望してしまったことは事実です。このような物質は当然体内に入れるべきではないし、無料化が修了した後も接種には反対して参ります。もともとワクチン反対人間ではなかった私が、新コロが呼び水となって不信感を抱いたのが、生後2,3か月の予防接種スケジュールです。もともと3か月あたりに4種(百日咳、ジフテリア、破傷風+不活化ポリオ)があったところに、ヒブ、肺炎球菌、ロタ、B型肝炎が参入して4種類増えた形です。各々のワクチンにはそれなりの臨床的意義があり、感染防御としての役割を持っていると考えますので、ここで言いたいのは有効性云々ではなく、生後2か月まで前倒ししてまで集中して始めることの功罪です。みんなが接種して集団免疫(別名:家畜免疫)を達成しようという意味では結構なことでしょうが、ワクチンは水や空気ではなく必ず副作用発症が存在するということから、接種は任意でならなければいかんということです。アレルギー反応については急場を凌げば大きな問題はないでしょうが、激増する自閉症や学習障害との関連性を指摘された場合、明確な返答に窮してしまいます。接種後数日で笑わなくなったお子さんや、3~4歳で多動や集中力欠如、情緒不安定などの症状から成長障害を診断されても、途中経過とワクチンをつなぐ要素がありませんから関係性の立証は困難となります。有効な治療アプローチがない以上、それ以降の生活への負担は計り知れません。耐性菌やワクチンが未確定のウイルスが感染した場合でも多剤抗生剤や症例報告に基づいた集中治療といった感染対策は可能であり、学習障害とは状況が異なります。このあたりをどの程度気にするのか?気にするとしてもどういった接種レジメが良いのかとなると解決策はありません。忙しくても時期をずらして接種したり、実費で後日接種にしたり、割り切って接種しないものを決めて行ったり、それぞれの対応になるでしょう。全く接種したくないというのも自由だと考えますし、新コロを2,3か月に接種などということを勧める行政や医療界をみれば、何を信じていいのか分からなくなるのも無理はありません。大事なのは各家庭で良く考えて行動してほしいということであります。
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