防空壕と新型コロナワクチン
[2022.12.24]
第二次世界大戦中、東京への大規模空襲があり、木造家屋の密集した下町を狙っての焼夷弾投下は大量の焼死者を生みました。定期的にB29は襲ってくるのになぜ民衆は危険区域外へ逃げすに消火活動を行ったり、とても役に立たない様な防空壕に避難したのか小さいころから謎でした。義父は下町出身でしたので、それこそ焼夷弾の下を逃げ回ったクチですが、当時は空襲で火災が発生したらお互いに助け合って消火するという暗黙のルールがあったのだそうです。このためまじめな(?)人たちは逃げずに消火活動したり、無意味な防空壕への誘導をしたりと頑張り、その結果多くの犠牲者を出してしまった側面があったとのこと。みんなで無傷の皇居にでも逃げこめばよかったのにと悔しい感じですが、この高度な公共性というものが残念ながら裏目に出てしまったようです。ワクチン接種においてもやたらと公共性が強調され、異議を訴えずらいアピールであるところがミソであり、接種しないことが如何にも悪であり、空襲で火消しをせずに逃げ出す非国民みたいなイメージを生み出す共通性が感じられます。「医療費コストダウン?」新コロに100兆円近く出資してもこのありさま。周りのためにも、と言うのであれば「感染したくない人」は自分だけでも知らんぷりして接種すれば良い話です。見方を変えればなんとやらで、何故、そんなことに拘ってしまうのか?「平和」、「平等」、「人権」、「公共性」などを前面に出した一見耳さわりの良い話は、ちょっと注意が必要だなと感じます。