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ターボ癌とは?

[2023.04.04]
新型コロナウイルス感染症罹患後後遺症あるいはワクチン後遺症、両者ともきちんと定義づけがなされているとは言えず、その対策もまだ手探りの状況です。ワクチン後遺症としては初期の急激なアナフィラキシーショックに加え、中・長期的な免疫低下や種々の自己免疫性疾患の誘発などが指摘されています。中でも自己免疫性疾患はリウマチなどを初めとして、ファイザー社が製造承認申請時にFDAへの申告を虚偽報告(隠蔽ともいわれている)した中に残されていて、今後も十分な観察の必要性が言われています。また自己免疫力の中には細菌やウイルスに対する免疫力だけでなく、癌の進展を抑制する意味での免疫力も重要な働きです。この免疫力の機構についても徐々に新しい知見が出てきています。これが抑制されるために本来なら自分の免疫力で抑え込んでいた癌細胞が一気に進展し、あっという間に進行がんの様相を呈してしまう「ターボ癌」が懸念されています。もちろん、後遺症同様、定義があいまいですから、正確な把握は困難な状況ですが、現場の医師の間では実感されていることのようです。その方がもともと有しており、逐一抑え込まれていた発がんポテンシャルが急にリリースされますから、癌の種類も多様となるようです。日本は高齢者の接種率も高いことから、加齢と共に増加する前立腺がんなどは気になるところです。人間が本来持っていた自己免疫力のバランスを乱すということは思いもかけない病気と出会ってしまう可能性を有しています。ここ数年間はじっくり自分の体調を観察する必要性がありそうですね。
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