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血糖値

[2022.11.16]
血液中の糖は効率よくエネルギーのもとになり、特に脳みそには重要な物質です。これがインスリンという膵臓から出ているホルモンによってコントロールされ、適度な血糖値が維持されています。このバランスが崩れ、慢性的に血糖値が高くなった状態が糖尿病です。この程度によっては内服や注射などの治療が開始されますが、先ずは食事療法や運動療法が重要になります。血液検査の目安としては空腹時の血糖は110程度まで、平均の血糖を示すHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)などは6.2程度までとなります。これをわずかにオーバーする場合などは全体的に食事を減らすことや夜食を控える、清涼飲料水を水やお茶にするなどの工夫が必要です。特に缶コーヒーやスポーツドリンクなどは要注意です。いきなり治療食に飛び込む前に、主食・副食バランスよく食べ過ぎず、野菜を先に食べるなどの基本的な工夫も重要です。糖尿管理は長距離走です。短期間死ぬ気になってダイエットしてもリバウンドしては意味がありません。運動もそうですが、先ずは長続きできるようなメニューで継続して頂くことが重要です。最近は小学生などの肥満や糖尿傾向が珍しくないとのこと、小さいころからの食生活はなかなか修正が難しいものです。水代わりに清涼飲料水を飲んだり、ジャンクフードなどを頻繁に口にするなどの習慣はなるべくなら付けたくないものです。それには親も一緒になって習慣をつけるような意識改革が必要となります。現役世代の方は、とにかく完璧を目指す前にある程度の血糖レベルを維持することが重要となります。不安定な状況は腎臓や全身の血管系のトラブルのもとになります。仕事などの環境によってなかなか食・運動の習慣の修正が難しい場合は治療の介入を早めに決断することも重要です。幸い、最近は注射や内服など新しい選択肢も豊富になっています。不安定なまま放置することのないようご注意ください。
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