メニュー

ワクチンの添付文書より

[2023.07.12]
最近はワクチンのバイアル(瓶)が入っている箱に添付文書が入らなくなってきたなあと感じていました。久しぶりに眺めてみると、これはお伝えしておいたほうが良いと思われる点があり、事前に認識して接種に臨んで頂きたいと考えております。特に最近はお子さんの予防接種の種類が増えていますが、ざっと確認した範囲ですがほとんど全てのワクチンは「生物由来製品 劇薬」と書いてあります。劇薬と聞くとびっくりされてしまうと思いますが、定義としては大量に接種すると死亡する(これはネズミの実験ですが)という意味合いであり、規定を守って使用することという意味合いです。添加物として抗生物質や電解質、防腐剤などが各々のワクチンによって異なる配合になっていますが、同じワクチンの過量投与などは厳に慎むべきということになります。また製造過程でトリやウシ、ブタ、サルといった人間以外の細胞や体液を利用して遺伝子工学によって製造されており、これらの影響は未知な部分があり、ヒブワクチンなどではBSE(狂牛病)伝染の可能性は理論上低いがご承知おきくださいという文言があります。要はワクチンが効くとか効かないとかという話ではなく、現状使用されているワクチンというのはこういうものですから、認識した上で接種を判断くださいということなのです。私自身は乳児への複数ワクチン同時接種(ユニバーサルワクチン)は推奨しておりませんが、理由の一つそしては上記の内容が親御さんに十分提供されいないのでは?という危惧があるからです。さらにはこういった情報を鑑みて親御さんが接種したいワクチンを選択する余地があっても良いのではないかとも考えております。
▲ ページのトップに戻る

Close

HOME