夏風邪の扱い
[2023.07.03]
お子さんの夏風邪にヘルパンギーナや手足口病があります。割と特徴的な発赤が手足や口腔内に出現するのでわかりやすい病気です。高熱を呈したりすますが、一般的に注意図すべきは咽頭痛によって経口摂取が困難となり、時に脱水症状となって点滴入院を要したりすることです。発熱を下げることよりも、通常の食事を控えてでも水分摂取を心がけ、脱水の回避に留意してください。食事が2~3日取れないからと言っていきなり栄養失調などにはなりませんが、子供は脱水症状に陥りやすいものです。ほとんどは自然に回復しますし、ある意味集団の中でもお互い様的な病気であり、重症化などはほとんどありません。過剰な心配はご無用です。