カサンドラクロス
[2023.06.20]
経済(政治)評論家の藤原直哉さんがよく使う表現でカサンドラクロスがあります。止まらない暴走列車において異常事態に気が付いて切り離せる後部車両に移った乗客たちは助かり、気が付かない乗客はそのまま谷底に転落する映画の一コマのことです。なんだか今の日本似てませんか?破綻したワクチン行政、増税ありきのバラマキ外交、国内無視の移民政策、マイナンバーをはじめとする頓珍漢なデジタル改革、世界から孤立した欧米一辺倒のウクライナ政策、古い旧共産党体制にしがみつく親中の方々、増大するBRICSに置いて行かれ旧米ドルと心中確定の経済、ちょっと周りを見渡せば頓珍漢なのはすぐわかりそうなのにメディアも足並みそろえてカサンドラクロス一直線の様相です。最近ではついに茶番とさえ言われる与野党対決やLGBTqですか?既に政党政治の限界を見ているようです。谷底へ落下した後のカオスを想像することすらせず、ひたすら目をつぶって思考停止の日本人がまだまだ多いのではなかろうか?そしてこの悪夢のような現状ですら実は操られた茶番だったなんてことになれば、それこそロバートレッドフォードのスティングのどんでん返しのフィナーレとなります。どんでん返しの引き金がどのように引かれるのか想像もできませんが、きっとハードランディングなんでしょうね。そのあおりは政治経済・医療だけでなく、教育や司法、警察システムなどありとあらゆる方面に大きな変化をもたらすと思います。良いも悪いも歴史の生き証人となってしまうことを楽しめればいいなあと。