熊さんVS行政・住民
[2023.10.21]
毎年、山間部では熊の被害が報告され、これに伴う捕獲・駆除が話題になっている。興奮した熊は運動・格闘能力抜群であり、とても人間では太刀打ちできず、危険度マックスとなる。となれば捕獲・駆除の流れになってしまうが、時として子連れ熊だったりして、なにも一家皆殺しにしなくてもという意見が飛び交うことが常である。パレスチナ、イスラエルではないが彼らは先住しており、どんどん生存圏を侵食しているの人間であり、たまたまなのか山の不作が原因か町へ出てしまったが運のつきという訳である。個人的には熊さんに同情する立場であるが、住民の安全も重要課題であることは間違いない。ここでなぜ捕獲・駆除一択なのか?他の代替え案はないのか?という議論があまりなされないのが不思議です。捕獲できるなら山中に戻したらどうなのか?可能な範囲で山すそのエリアに電柵やフェンスを準備してはどうなのか?くらいは素人でも考えそうです。全部とは言わないまでもある程度柵ってしまえば、町場に出てくる進入路は限定されるので、住民も対応がとりやすいであろうし、捕獲する方も同様であろう。金(予算)はどうするのか?電柵の草刈りはどうする?雪で荒れたフェンスのメンテは?など、これまた素人でも考え付く問題点が想定されますが、除雪費用がとれるなら害獣対策費だってひねり出せるのでは?と思いますし、メンテ作業にボランティアだって結構協力してくれそうな気がしますせんか?問題は毎年同じことを繰り返し、当該地区行政・住民・猟友会の皆さんが捕獲・駆除一択しかない、今流行の思考停止状態であることが最大の問題点だと思います。話が大げさになりますが、パレスチナ人とシオニスト以外のユダヤ人はもともと仲良く暮らしていたわけです。そこにいわゆるグローバリスト的なシオニストが子飼いのテロ集団を自作自演して地域紛争へ誘導して今の混乱に至っているわけです。その混乱でさえ問題の元凶が暴露されれば民衆の覚醒とともに沈静化へ向かう可能性が見えています。今一度熊さんVS行政・住民の対立関係を見直して、共存共栄の模索が真剣に議論されるべきと思います。