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新型コロナ(ワクチン)副作用に関する雑感

[2023.10.24]
先週、ワクチン非接種者の方から、会社環境でのシェディング被害があり、診断書を作成して職場との交渉を試みたいという依頼がありました。シェディングとはワクチンを接種した方から発生する何らかの化学物質に対して非接種者にアレルギー的な症状が出てしまう病態を言いますが、最近一般的になったとはいえ、まだまだ診断基準も確立されておらず、診断書作成のハードルは高い感じがしています。病状の再現性や基礎疾患の除外など要件が多く、書類を書いたとしても病状をそのまま解説した表現となり、診断書というよりも意見書程度に留まってしまうだろうという現状をお話ししました。しかしこういった病状は確かに存在する訳で、発症する非接種者としてはなんとかリモート業務にしてもらうとか、配置転換の可能性などを探る手立てが必要なのかもしれません。大きう言えばワクチン禍の1部なのでしょうが、ダメもとで意見書などを作成して会社側と交渉してみるなどのトライをしていかないと先へ進まない感じもします。同じことはワクチン後遺症や感染後後遺症などがあります。いまや両者を厳密に区別することは困難ですし、対症療法をとりながら、せめて医学的意見書・診断書を作成して、学校や職場との交渉や連携、情報交換を継続していくことも大事と思います。コロナ感染後後遺症窓口などは大きな医療施設では対抗されているようですが、ワクチン後遺症やシェディングなどはまだ不十分な印象です。除外診断は基幹病院との連携のもとに行って、主症状については意見書などを作成していく状況が少しづつでも進めばと期待しています。
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