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シンギュラリティーと医療

[2025.12.04]
AIがいつ人間を超えるのか?という命題は、もちろん分野によって異なリますが、確実にやってくるのは間違い無いでしょう。現にホワイトカラーよりもブルーカラーの方が収入が上回ると言う状況が見られているようです。AIの進歩は事務的作業の超効率化を進めますが、AIが過酷な現場での作業(所謂職人作業)を肩代わりできない以上、彼らの賃金が上乗せされていくのは当然なことです。ありとあらゆる分野でのAI(機械化)が進めばそれらのアドバンテージすらも減ってくるのでしょうが、それまでの間はAI的技術研究者とそれを具現化する製造業、そしてそれらを使いこなす、あるいは隙間を埋める技術者、労働者が大いに幅を利かせることになりそうです。医学ではどうでしょうか?現にカテーテル医療や低侵襲医療が外科医の領域を脅かしています。内科分野でも治療の標準化は進むでしょうし、ある程度の情報は患者さん自身がスマホを使って自分で集めて考えるという状況はすでに見られています。実際の聴診や触診に基づく診断・治療だけが残ってくるのでしょう。メドベッドなどのテクノロジーが夢でなければ、このシンギュラリティーはあっという間に訪れるしょうが、果たしてどうでしょうか?
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