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子供のワクチン

[2025.03.02]
とかく打ちすぎの懸念が指摘されている乳幼児の予防接種ですが、最近は新型コロナワクチン接種も加わり、過去最多の種類が投与されております。自閉症との関連、接種と非接種者との病気の発症率、個々のワクチンの安全性確認治験の不備などは海外で再度問題視され、個々のワクチンと生理性塩水を対照とした再治験などが検討されているようです。こういった状況ではどのワクチンを優先するのか?ということも結論が出しにくく、現実的には個別の接種をしようにも混合ワクチン化された状態では単独で入手することの困難さも伴います。病気の合併症や重症度などを考えると麻しんや破傷風などは抵抗力をつけておきたいところですが、定期接種のスケジュールからは外れてしまうでしょうし、自費となる場合も出てきます。いやいや安全性の見地から全部見直しとなれば選択の余地すらなくなってしまう可能性もあります。残念ながら現状ではお勧めできる接種レジメはないと認識しています。出産前後のレクチャーではママへの予防接種教育が進められており、新型コロナワクチンですら産科学会や小児科学会などの推奨もある状況です。なかなかこれに抗うというのも難儀なことであり、迷いや疑問も生じるのは当然と思います。少なくとも海外での否定的な評価が確定されている新型コロナなどは避けていただきたいところですが、お勧めできるような接種レジメが果たしてこの後準備できるのかは極めて不透明と考えています。
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